豊かさへのサイン

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得てして、人とは目の前の不幸が
その人を悪い方向へと導くと思いがちだ。
私の所にもそのようなお客様からの
相談をいただいたりする。
しかし、困難やトラブルは豊かさへの
サインであることが多い。

ある女性は仕事への熱意が冷めた頃
から、家庭で過ごす時間が多くなり、
また子どもが家を出た事もあり、
ご主人と一緒に過ごす時間も多く
なりました。
また、主婦として家のことをやろうと
すると気が滅入ってしまい、
またご主人の指摘がいちいち気に
なり出し、不満が募っていくように
なったのです。
そして、定年間近のご主人との
これからの生活に恐怖を抱くように
なっていたのです。
今までは仕事に打ち込む事でその
不満を解消できていたのに
「私は妻として失格だ」と自己否定して
しまったのです。
また、仕事の熱意も無くなってしまったため
社会からも必要とされなくなったらどうしよう
という思いも強くなっていました。
この方への詳しいアドバイスの内容は
ここでは省きますが
「自分自身が自由に生きる事を
許してあげてください」と
お伝えしました。
するとどうでしょう、数ヶ月後このお客様の
状況は一変したのです。
起業した友人から何度もスタッフとして手伝って
欲しいと依頼を受け、仲が険悪だった
ご主人が突然、関連会社の社長に任命され、
定年もなくなり、収入が増えるだけでなく、
より一層仕事に励む事になったのです。

またある女性は、10年間
抜群の成績を収め、出世だけを
目指して続けてきた仕事が
ある日を境にガタガタに
なったのです。
これまでにないほどの低調な
営業成績となってしまい、
収入も激減したのです。
これと同じくして、ご主人との
関係も悪化、別居生活になって
しまうのです。
しかし、仕事への執着を捨て、
これまで不満に思っていたが口に
出せなかった
以前同居していた姑へ本心を
ぶちまけ、心機一転、新しい仕事へ
変わろうという気持ちになった頃から
ご主人との関係が修復。
ご主人の事業が軌道にのっていたこと
もあり、その方は仕事を辞め、
新しい仕事のための勉強も
ご主人から応援してもらえることに
なったのです。
そして、新たな一歩を踏み出す事が
できるようになったのです。

この方たちから教えられるた事は
目の前に起こる不幸な出来事は
執着を捨て、リセットするための
入り口であり、豊かさへの
サインのように思えてならないのです。
人は目の前に起こる出来事に
一喜一憂するものですが、そこには
私達には計り知れぬものが準備されて
いるものです。
だから、私達は目の前の出来事に
心を込めて取り組み、その瞬間、瞬間を
ただ味わえばよいのではないかと
思うのです。

執筆 小川俊次


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