家系に受け継がれるもの

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自らの家系を調べたことがある人が
どれだけいるだろうか。
家系を3代先まで溯って見ると
いろいろなものが見えてくる。
そこには脈々と受け継がれてきた
何かが必ずある。
例えば、離婚が多い家系であったり、
男性が先に亡くなる家系、
はたまた男性が産まれなかった家系だったり。
そして、今に比べ家系を絶やさぬために
養子縁組が多かったりすることもわかる。
そこにはどうしても家系を残したいという
強い意志を感じさせる。
なぜ、そこまで家系に昔の人はこだわったのか、
ふとした疑問も出てくる。
それは家系にはその血を受け継いでいく以外にも、
大きな意味があるからだ。
シンプルにいうならば命つなぐこと。
たとえ、同じ血縁でなかったとしても、
家系をもとに命をつないでゆくことに
大きな意味がある。
今回、私はあるきっかけで戸籍を取り寄せ、
一つ一つ溯っていき、命のバトンをつないだ
両親、祖父母、曾祖父母のそれぞれの
その人生を見えてきた。
そこには、養子縁組などで本来の血筋は
絶えてはいたが、その先祖の生きざまに
自分自身の生き方が投影されていることに
きずかされた。
また、これまで自分の周りに起こった出来事や、
自分自身が課題と思っていたことが
実は何代にも渡って受け継がれた課題だったりした。
家系を溯って見ていくと、その課題を乗り越えようとした
先祖のひたむきな姿が見えてくる。
しかし、多くの場合、同じ事が繰り返されている。
私たちが産まれてきた目的とは、まさにこの家系に
受け継がれてきた課題にきずき、これを
乗り越えることだと言える。
自らの家系を見ることで、代々家系が抱えてきた
課題を乗り越えてほしいと願う
先祖からのメッセージがあることにきずく。
そして、たとえ血が繋がらなくとも
その先祖からの大きな期待と応援を
受けていることを感じる。
しかし、現代では先祖を顧みることが少なく、家系に受け継がれる
課題にきずくことはない。
そして、その課題には自らの運命や才能を
生かすきっかけが隠されていることも。
自らの出生から溯り、三代先まで見た時に、
そこに隠された家系にまつわる課題に
一生懸命立ち向かい、生きてきた人たちを知ると
今、自分自身がなすべきことがおのずとわかってくる。
そして、それが自分の運命であったり、
才能を生かすものだったりする。

執筆 小川俊次


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