開いていたい

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+

突然の大きな揺れ。

慌てて息子をかばおうと駆け寄ると、

彼の祖母、私の母が、既に、

彼をギュッと抱きしめていた。

私もそこへ参加したと同時位に、

更に、暫く揺れた。

「大丈夫だよ、怖くないよ。」

など、口々に大人は言いながら、

自分達が一番慌て、怖がっていた。

息子は身体は大人に守られながら、

心は、尚更不安にさせられた事だろう。

地震が去ってから思った。

大人がドンと構えていないとならないな、と。

別に地震の事ばかりではない。

人生においてだ。

そして、自分が大人なんだから、

と、こういう時は自覚せねばと思う。

大人になったからって、

止めたり、
諦めたりしなくて良い事もある。

でも、大人としての役割もある。

小さな災いの中で、氣付かされた事。

日々、試されている。

いつか終わりを迎える時までに、

一体、どの位、氣づけるのだろう?

瞳を閉じてはならない。

執筆 島貫めぐみ


Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする