才能と得意な事の違い

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「才能と得意な事は違いますよ」
と言うと得意な事が才能では
ないのですか?
と質問がかえってくる。

私自身、ずっと得意なことが才能だと
思っていました。
しかし、今までお会いしたお客様の
体験を振り返るとそうではないことに
気づきました。

ある方は次のようなお話を
されました。

「料理を作るのは得意なのです。
作る事は嫌いではありません。
調理師の資格も持っています。
そんなこともあり、
ことあるごとに
イベントの時に料理を
作ってくれないか?
と声をかけていただく事が
多くなった。

平日は家業の手伝いで終日、
工場で作業。
仕事が終わった後、週末の
時間をこのイベントの準備や
本番に使っていた。

夜や休日に打ち合わせ、
試作そして本番の調理です。
初めはみんなの期待に
応えようと頑張って
いました。

「すごいね」と言われる事が
うれしかった。

しかし、いつからだろう。
この料理を作るためのイベントに
がんばるがあまり、朝起きれなく
なりいつのまにか家業を手伝うのが
おろそかになり、他の従業員の
目が気になりだして、
家業の手伝いを辞めてしまった。

イベントために、一人の時間が
無くなり、ストレスになり始めた。
得意な料理もやりたくなくなったが
断る事も出来ず、なんとか約束の
期間が終わるまで耐えた。

そして、その後に残った想いは・・・
もうしばらく人に料理を
作りたくない。

そのイベントの利益は無く、
報酬もほとんどない。

なんのためにやったのだろう・・・。
そんな思いだけが残り。
親と約束した家業を継ぐとことも
果たせなくなってしまった。

得意なことをやることが幸せでは
ない事を教えてくれた実例です。

確かに得意なことの近くに才能はあります。
しかし、才能と得意なことが
見分けられず、苦しむ事が多いのです。

では、才能と得意な事を見分けるには
どうしたら良いのか?

「実際に体験してみるほかはありません。」
と言うしかありません。
これは実際に感じてみるしかないのです。
感情が教えてくれるのです。
その時間が全てを癒してくれると言っても
いいでしょう。
そんなものなのです。

得意なことでやっていると
報酬はいくら?という思いがまず浮かび、
求められるとその期待に応えようとします。
そして、いつの間にかその溝が深まると
嫌になるのです。

才能だと
大好きなことで報酬をいただける
ので感謝します。
いただいたお金が
とても愛おしくなります。
報酬の金額にも妥協はありません。

自分が納得する金額を設定します。
そして、自らお客様の期待を
上回るにはどうしたらよいのか、
そのことを考えるとワクワク
するのです。
そして、才能で生きていると
その人はいつも変化してます。

そう、毎日変化するのです。

才能を生きていると
全ては自分から出てきます。

本人は頑張っている感覚や
変化した自覚もありません。
しかし、久しぶりに会った友人と話をすると
変化した自分に気づくのです。
友人は全く変わっていない。
私はいつのまにかこんな風になっていた。
そして、周りの人にも変化を与え、
人が引き寄せられてきます。

あなたが得意なことや期待されて
やっていることは本当に才能ですか?
そのことで疲れているのならば一度、
振り返るチャンスです。

確かに得意なことの近くに
才能はあります。
しかし、その少しの違い、
使い方の違いで
苦しまないでください。

それは損失でしかありません。

あなたの人生を生きてください。
勇気を持って、
期待ではなく
報酬ではなく
あなたの才能に目をむけてください。

執筆 小川俊次


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