アレルギーが起こる理由~快適過ぎる環境について①

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前回 アレルギーになる大きな3つの理由のうち、
排気ガスや大気汚染、食物添加物や衣服の素材の化学物質
などの外的要因についてお話しました。

今回は2つ目の快適過ぎる環境についてお話いたします。

実は、室温などが程よく調節された快適な環境と神経とには
密接な関係があります。

身体の循環・発汗・消化・体温調節などを司る自律神経には
交感神経と副交感神経という2つがあります。
交換神経は、運動をしている時や肉体労働など活動的な時、
強いストレスがある時などに働きます。
逆に副交感神経は、身体がゆったりしている時に強く働きます。
例えば食事中や睡眠時など身体を落ち着かせている状態の時に
優位に働いています。
一日の暮らしの中で、交感神経と副交感神経の両方が
バランス良く働くことが、人間の体にとって望ましいのです。

快適で心地よい暮らし、リラックスできている状態は、
悪いことではありませんが、一日中殆ど副交換神経が
優位に働いている状態といえます。

運動もほとんどしない メリハリのない生活なので、少しでも
不快なもの、刺激、異物などに対し、敏感に快適センサーが
キャッチします。そして、心地良くない状態から早く解放されたいと
過剰に反応し、攻撃してしまいます。
その過剰な反応の為に、アレルギーが起こります。
花粉症で涙や鼻水が止めどなく出るのも、とにかく早く
その異物を出してしまいたい という身体の働きによるもの
なのです。

交感神経と副交感神経、それぞれどちらが優位かで
白血球の中にある、顆粒球、リンパ球の占めるバランスが
変わってきます。
顆粒球とリンパ球は、自律神経と連係をとり、体内環境を
整えて病気から 身体を守ってくれています。
副交感神経が優位だとリンパ球が増え、血管が拡張して、
体温が上がりますが、必要以上に増えると今度は逆に
血行が悪く、体温が下がってしまいます。
そして、免疫過剰になり、アレルギー反応が起きます。

(交感神経、副交感神経どちらも片方に偏ると、
疾患の原因になります。)

血管の拡大で炎症、収縮によって発疹と身体に出る症状が
異なってきます。
血管を良い状態に保つには、交感神経と副交感神経がバランス良く
働く事ー具体的には、運動とリラックスのメリハリを
つけることが大切です。

詳しいお話は是非ポッドキャストをお聞きくださいね。

✿~ここからは音声に無い独り言です~✿

快適さが当たり前になっている今の暮らしは、
異物に対しての攻撃は、身体だけではなく、
こころも、過剰反応している気がします。

快適な暮らしのはずなのに、不快であることへの
センサーが高すぎて、疲れてしまうように思います。

快適な家に篭ってばかりでなく、緑の中を散策したり、
外で思い切り深呼吸したり、鳥のさえずりに耳を澄ましたり、
花の香りを探して季節の移ろいを感じたり・・・。
そんな優しいひとときに触れ、大らかな心持ちでいたいものです。
身体はメリハリでも、心は、いついかなる時も
リラックスしていられると良いなと思います。

どうぞ今週もお健やかにお過ごしください。

執筆 Nicho


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