今の、ありのままの姿を、
自分が認めてあげるのは、大切だと思う。
うまくやれない事も、
失敗ばかりしている事も、
良くやっていると、褒めてあげるのは、
とても大切な行為だと思う。
でも、そこにも、常に客観性が
同時に備わっていないと、
何かおかしな事が起こる。
例えば、人から注意を受けた時に、
注意して来た人の愛で、
飴とムチをくれているのに、
都合良く、飴だけ受け取り、
肝心な注意点を華麗にスルーする、
のような、間違った、自称ポジティブ。
ポジティブとは、闇の中にいても、
光が射す方向へ向かって行ける人。
つまり、闇を体験できる人。
じっくり闇を感じたから、
光が見える人の事。
自分の周りの闇を見ない人は、
光の射す方向が分からない。
だから、一瞬光るモノを掴んでは、
掴んでは、すぐに消える。
こういう人が、とことん闇に堕ちると、
それは、なかなか厄介で、
すぐには出てこれないだろう。
誰でも、闇に堕ちる時は、
必ず訪れる、生きていたら。
でも、それを、とことん体験して、
味わい尽くした上で、
光の射す方へ、全力で進む、
そんなパワーを持つ人が、
ポジティブな人だと、私は思う。
絵&執筆 島貫めぐみ