般若心経 自由への道1

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般若心経はお釈迦さまの悟られた空なる世界に至るための最も短い

267文字の経典です。そして、この経典の中に度一切苦厄と

一切の悩み、苦しみ、災いを解決出来ると書かれています。

それはどう言う事でしょうか?!

その事を考察してみたいと思います。

先ず、特徴的なのは一般にも知られている次の語句ではない

でしょうか?!

それは、色不異空 空不異色 色即是空 空即是色です。

一般の般若心経の解説書では、この空という言葉、概念を

実体が無いと説明しています。実体が無いとはどう言う意味

でしょうか?!ノンデュアリティ、非二元を言うスピリチュアル・

リーダーによるとあなたは存在していませんと表現しています。

果たしてそうでしょうか?!

四苦八苦と呼ばれる生、老、病、死の四苦と愛別離苦、怨憎会苦、

求不得苦 五蘊盛苦が有ります。

(愛別離苦は愛する者との別れる苦しみ、怨憎会苦とは恨み、
憎しみを持つ相手に出会う苦しみ、求不得苦とは求めるモノが得られない苦しみ、
五蘊盛苦とは五蘊は肉体の構成要素の色、受、想、行、識の五つの要素である肉体、
感覚器官、思う事、行動、認識作用の盛んな苦しみ)

その苦楽を感じている実体は果たして居ない?!と言えるのでしょうか?!

それは目の前のコップが無いと言うようなものです。もし、それが無い

なら、水を注いでもこぼれるはずです。

それはコップと言う色(物質的現象)が有るが故に水を受け留めると

言う実体が在ったのではないでしょうか?!

そうなら四苦八苦の感情体験をしている心と体の入れ物を認識している

主体者、観察者が(少し難しい表現に成りましたが)果たして居ない、

存在していないと言えるのでしょうか?!

但し、目の前のコップは幻想である、今は物質的現象として現れては

いるが、家に帰ればもう目の前には無いし・・・やがて記憶の彼方に

消えて行く、ならば幻想と言っても良いではないかと・・・

確かに目に見える現象自体は全て移ろい行くものです・・・

ですから、そこまで考えて、幻想であると言えなくもありませんが。

それは、この世は壮大な幻想であるとか、単なるバーチャル劇場に

過ぎないとか・・・

はてさて、それは個々人の様々な考え方、見え方、世界観が在って

良いのです・・・

唯、一つ言える事は、あなた自身は目の前のコップのようなモノでは

無いと言う事です。生まれてから生きて、暮らし、そして何時か人生

を閉じる、そしてあの世に旅立ってさえ、あなた自身は、あなたの居る

所に、ずっと存在し続けるのです・・・

その存在自体を存在しませんとは言えないでしょう・・・

従って色即是空とは人間は空なる存在の目に見える現象化した存在で

あり、その内なる空とはその根底において人間自身の内に在って肉体

(喜怒哀楽と愛と恐れの心の仕組み、構造体を)与えられた

意識の主体者、観察者なのです。それは空なる根源意識の各人のエゴ

層と言う衣、フィルターをまとった個々人の意識を持つ主体者であり、

観察者であり、〝私”と言う実体として在るのです。

写真&執筆 川井俊夫


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