般若心経 宇宙意識への扉3

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+

_無苦集滅道

空の中には苦しみの要素も、その原因も無く、その苦しみを

滅する道理も無いのである。そもそも、苦しみが存在しえないのである。

_無智亦無得

空の中には感覚器官やエゴ意識が無いが故に知る事も無く、

得る事も無いのである。

_以無所得故

何も所有する事が出来ないが故に、その空なる存在は人間自身の

根底に在って一体なのである。

_菩提薩埵依般若波羅蜜多故

悟りを得た菩薩様は般若の智恵に至るパラミタを開いたが故に

(般若の智恵とは心の深奥に在る真理層よりの智恵の泉を

掘り当てたが故に)

_心無罣毛礙

心にひっかるモノが無く(捉われや拘りが無い様を言う)

_無罣礙故

心にひっかるモノが無いが故に

_無有恐怖

あらゆる恐れから開放されて自由である様。

_遠離一切顛倒夢想

全ての逆さまに成ったように見える夢の如き思いや幻想から

離れる事が出来ました。

(倒見という言葉が有りますが、エゴ意識が強いと真実が見えずに、

怒りや恨み等の転倒した思い方や物事の見え方を倒見と言います)

_究竟涅槃

この上ない平安、至福、ニルヴァーナに至りました。

あらゆる執着の無い境地の事です。無我の境地でしょうか。

_三世諸仏

過去、現在、未来に悟りを得られた諸々の仏様は

(お釈迦様は悟りを得られてブッダと称されました、

そのような仏の境地に至られた人をブッダと呼称し、

それを仏様と呼ばれているのでしょう。)

_依般若波羅蜜多故

般若の智恵と言われ内なる真理層に在る無尽蔵の智恵の泉に

到達したが故に

_得阿耨多羅三藐三菩提

この上無い最高の悟りを得て平安と至福の境地に至りました。

それは、狭いエゴ意識を超えた高い次元に至り深い智恵の眼差しで

世界と一体の境地でしょう。観音様の像には、頬に右指を向けて

この宇宙を思惟している姿が表現されています。その平安なお顔

の境地でしょうか。

続く

執筆 川井俊夫


Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする