怪談クルクル

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まるで雲の上の綱渡り~google mapで地上にフォーカス!
見上げているのに見おろしているかのよう

クルクル回る惑星でクルクル回る太陽の光を浴びて
おまけに暑くてお目々もクルクル おつむもクルクル

何が実在して何が虚無なのか考えても虚しいので止めておく
この暑さの屋外で考えだしたら狂気だけが浮上する

いったいどうなってるの?どこへ向かうの?用事は何だっっけ?
いっそ空に飛びこんでしまおうか?

道端に問いかけてみる 「コンクリートさん暑くないですか、わたしは暑くて
オカシクなりそうです」何も答えてくれはしない

電柱に話しかけてみる「目障りだからどいてくれませんか」もはや八つ当たり
見知らぬ人に「大丈夫ですか」と言われる始末。湿気がないだけまだありがたい

おうちに帰ろう直ぐさま帰ろう転ばず帰りつこう
こんな日は冷や冷やのお部屋でひとり遊びが得意なの

光の粒粒やたまに現れる小人さんは見ていて楽しいです
インターネットや風の噂で気ずいたのですが
見ていた光の粒粒はどうも“オーブ” と呼ばれているみたいです

小人さんは“ちっちゃいおっちゃん?”と呼ばれているんですね
小人さん達は野球をしたり、楽団で楽しそうに演奏したりしています
錯覚?でも見えるから仕方ない

座敷童は昔から子供と聞いて知っていたので
眠りについた時お布団の周りをシャカシャカチャカチャカされても
“また始まった” と気にせず寝ます。話しかけたりはしません

厄介なのは……
ひと?の想念。怖いですよ~暑い夏にはピッタリ(^-^)/
冗談にもなりません冗談ではありません

想いを清くしていないと“スッ” と入って来られます
想いの波長が合わさるのです「魔がさす」とはこの様なことだと実感します

「あー、年も取ったし醜くなったしこのままスゥ~と。目覚めたくない」
思ったら否や、ボサボサ白髪のロングヘアーに白い長襦袢?を着た
怨み、怒りの形相の古びた女の人が目の前に!流石にビックリしました

「そんなにその体が気にくわないなら私に渡せ」と音ではないのですが聞こえるのです
錯覚?でも聞こえるから仕方ない

「嫌です。人のモノ欲しがるな!」と言わんや金縛りになり
あろうことか足先をくっつけて合体しようとしてきます
しばらく醜く浅ましい攻防戦が続きましたが相手は諦めて消えてしまいました

あー、ムダに疲れた。暑過ぎる日には御用心
怪談小噺でした。

写真&執筆 俊美


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