前回は、誕生数の解説をお伝えしました。
数秘術を道具として人生の道を照らすには、
誕生数がもっとも参考になるかと思います。
誕生数の影響度は70パーセントと言われています。
今回は、過去数と未来数についてお伝えします。
それぞれの影響度は10パーセントから20パーセントと言われています。
過去数は、前世で過ごしていた性質を表していると言われています。
ですので子供の頃、もしくは人生の前半で過去数の影響があったかもしれません。
あるいは、自然にできてしまうことや隠れた才能として過去数の性質を参考にできます。
過去数の出し方はすごく簡単です。
過去数は誕生日の日にちの部分から出すことができます。
例えば、私の誕生日は、1967年2月15日ですから、
日にちは、15です。
15⇒1+5=6
ということで、私の数秘術の過去数は6ということになります。
11日生まれの方や29日生まれの方の過去数は11です。
過去数の意味は、数秘術プチ講座③誕生数の解説でお伝えした意味を
少し薄めて解釈すればいいです。
次に未来数についてお伝えします。
未来数は、目標数とか、チャレンジナンバーとも呼ばれていて
今回の人生での課題となるテーマを示しています。
人によっては若いうちにこの課題に気づいてしまって
すでに乗り越えている方もいらっしゃるかもしれません。
あるいは、晩年になってこのテーマを乗り越える方もいらっしゃいます。
いずれにせよ、この課題となるテーマを乗り越えた方の人生は、
良い循環が自然に起き、幸せに進めることが出来るようです。
未来数の出し方は、誕生日の月の数と日にちの数から出します。
私の場合、誕生日の月は2、日にちは15ですので、
2+15=17
⇒1+7=8
私の未来数は8となります。
11のになった場合はその方の未来数は11です。
未来数の意味は数秘術プチ講座③誕生数の解説でお伝えした内容を参考にして、
その資質が人生の課題のテーマなのかなというように解釈すればいいです。
もちろん、全くしっくりこないとか納得いかない場合は、
無理にはめこむ必要はありませんので数秘術には縁がなかったとして
この情報は捨ててしまうのがよろしいのではないかと思います。
過去数や未来数には、22や33の解釈をしている方はみあたりませんが、
過去数や未来数が22となった場合には、
誕生数の解説でお伝えした資質がしっくりくるかどうかで参考にしたらいいです。
違う場合には4のところを参考にしたらいいです。
未来数が33となった場合には、
誕生数の解説でお伝えした資質が人生の課題のテーマなのかどうか、
それがしっくりくるようであれば参考にしたらいいです。
違うと感じたなら6のところを参考にしたらいいです。
繰り返しお伝えしますが、
数秘術は人生の歩みのヒントとしての道具ですので、
無理にあてはめる必要はありません。
ヴィジョンを描いたり、
人生の目標を思い出したり、
隠れた才能に気づいたり、
確信をもって才能を活かそうと決意したり、
克服すべき課題に気づいたり、
ということの道具として使えそうと感じたら使ったらいいです。
あるいは、いろんなタイプの価値観や資質があるんだなぁと
他者理解のヒントとしても使えそうですね。
執筆 立松幹緒