今日は土曜日

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子供の頃、幼稚園や学校が、

いつもより早く終わる土曜日が好きでした。

私の母は、家で店をやっているので、

土曜日が一番忙しく、

家で出される昼御飯も、

買ってきたパンや、

即席のモノでした。

でも、普段食べない、そういうものが、

お昼に食べられるのが、

子供は無邪気に嬉しく、

土曜日って、

なんて楽しいんだろうと思っていました。

いつもと違うテレビ番組や、

遠くの従兄弟が訪ねて来たり

幸せな記憶ばかり思い出されます。

大人になり、

土曜日が一番忙しいアルバイトをしていた時も、

楽しいはずも無いのに、

この記憶の中の幸福感は、

土曜日の朝が来ると共に、

湧いてきました。

例えばその日、嫌な事があっても、

何か普段よりは、強い心で乗り越えられる、

そのくらい強い幸福感が植え付けられていたのです。

幼い頃の体験は、大きく人生に関わります。

この、土曜日の例の様に、

幸福な記憶は、

いつまでも心を支え続けてくれますが、

辛い記憶というものは、

いつまでも足を引っ張ります。

意識して突き止めるべきはこちらで、

何か一歩踏み出せないとき、

記憶を探って見て下さい。

あなたが傷付いた日の思い出が頭をかすめたら、

じっくり、思い出して見て下さい。

そして、あの日の自分と、今の自分は違うのだと、

知って下さい。

あなたがいる、ここは、今です。

過去では無いのです。

あの傷付いたままの日の自分に、

今のあなたは会いに行き、

大丈夫だよと、伝えてあげてください。

記憶の中の自分が癒された時、

自然と一歩踏み出せるでしょう。

そして、今の幸福な氣持ちを、

存分に楽しみ、味わって下さい。

いつの日か、自分の事を支える為に。

絵&執筆 島貫めぐみ


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