大切なメッセージは言わされ、聞かされている

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深夜にグイッ グイッ と
誰かに足を引っ張られた

え! 誰?

その引っ張る行為は2〜3度あって
あきらかに、私を起こしている

誰もいない寝室なのに

え? これって金縛り?

もうろうとしながらも、足の方に目をやった

うすぼんやりと、老紳士の影が
「ちゃんと伝えて」と
インスピレーションでメッセージを送ってきた

はぁ〜?

ぎゅっと身体に力を入れて、起き上がろうとすると
その影は消えた

過去に金縛りの経験はないので、とっさにこれは何?
人から聞く金縛りのように私を押さえつけたわけではなさそう

ボーとしながらも
今のは何だったのだろうと、思いを馳せてみた
すると昨日のCちゃんとの会話が浮かんできた
あ! そっか〜 今現れたのはCちゃんのお祖父ちゃんだったのね

昨日、Cちゃんはサロンにトリートメントに来てくれて、
いつものように色々な話をしていたのです。
その話の中に、子供の頃に大変可愛がってもらった大好きな母方のお祖父さまがいて、
そのお祖父さまが一昨日亡くなられたそうなのです。
子供の頃は頻繁に遊びに行っていたのに
彼女が社会人になってからはほとんど会ってないとのこと。

「今日、ここに来ていていいの? お祖父さまの所に行かなくて」
「うん、相談したいことがいっぱいあって、お祖父ちゃんも行ってこいって言ってくれていると思うの」
「そう、ならいいんだけど」
そんな会話の後、彼女はお祖父さまの話ではなく、
会社での悩み、今後の身の振り方などを、思う存分話され、
トリートメントを受けて、すっきり気分で帰って行かれたのです。

ここで、いつもの私だったら他界された方の魂について話しているはずなのに、
すっかり忘れていたのです。
Cちゃんも意気揚々と元気に帰って行ったし、よかったよかったと。
しかし、私は大事なことを伝え忘れていました。

Cちゃんが私のところにくれば、人の魂のことを私が伝えると、お祖父さまはご存知で、
だからCちゃんを寄越してくれたのに、なんということでしょう。

私は早朝にCちゃんにメールでこのことを伝えました。

肉体を離れた人の魂は自由にどこにでもいけるのです。
期間限定ですが、亡くなって49日間は会いたかった人にご挨拶に行ったり、
行きたかった場所に行ったりします。
懐かしみ、楽しみます。
また次回会うまで、今回の人生でのご縁のある方にきちんと挨拶です。
肉体を離れる前に病床につかれていた方や高年齢の方は、
ここ数年自由に出かけることができなかった分、自由さを満喫します。
だからご縁のある方が亡くなったら、
その方との出来事を思い出し、懐かしみ、味わい尽くしましょう。
そうすることで、言葉は交わせませんが、ちゃんと亡くなられた方には伝わります。
そして喜んでもらえるのです。

何よりの供養になるのです。
魂が彷徨うことなく、49日にはきちんと逝くべきところに旅立つことができるのです。
亡くなった方にも、生きている人たちにも大切な時間です。

その後、Cちゃんはサロン来て話してくれました。

「あの後、会社に行く前にお祖父ちゃんのところに行ったの。
いっぱい、いっぱいお祖父ちゃんと心で会話したら、
小さい頃のことたくさん思い出して、心が温まったよ。
そしたら喜んでいるお祖父ちゃんを感じることができた〜」

「可愛がってくれたお祖父ちゃん、私に会いたかったんだね。
自分のことばかり考えて、悩んでいたから、お祖父ちゃんに悪いことしたな。
でも教えてくれてありがとう。
49日の法要が終わるまで、毎日お祖父ちゃんの所に寄って、
お線香をあげて、会話したんだ」

私は時々、誰かに「言わされている」と感じることがあります。
自分の意思ではないのに、代わりに伝えさせられているような気がします。
その相手はその時々で、その人を守護している方や亡くなられた方、
その人にとってもっと大きな存在かもしれません。

そう思うと逆に、私に伝えたい事柄を、
誰かの口を使って私に聞かせているということがあるのではないでしょうか。
人の言葉、メッセージをちゃんと受け止められるように、
素直な自分であり続けたいと思うのです。

執筆 染高節子


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