上手く育てられないと感じる時~失敗する権利を奪わない

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人を育てるということー親御さんなら子どもを、職場では
新人や部下を育てるとき、思うように学べなかったり、
出来ないでいるとき、どうなさっていますか?

基本的に人は、自分で気づいてこそ真の成長が得られると思っています。
ですからからなるべく手を出さないように見守る。
そのように心がけているつもりなのですが、時間制限があって
間に合いそうもなかったり、状態が変わらず見るに見かねて
良くないと思いつつ、ついつい手を出してしまう・・・
そんな良くないお節介になってしまうことが、たまにあります。

明らかにその課題がその人にとって難しいとか、どうしても無理、
納期に間に合わせなくてはいけないという時には、
手伝うのはやむを得ないかもしれません。

ですが、手を貸さなくても出来ることを代わりにやってあげてしまうと
目の前の成長のチャンスが奪われ、一つ無くなることになってしまいます。
課題は成長の階段のようなもので、階段が無くなったら
踏む出す足が無くなり進めなくなります。

子育てでは特に、手を貸しすぎてしまうことの影響が大きいのです。
やり方が分からない時に、『そういうやり方もあるけど、こういうやり方も
あるんだよ』と 見本を見せてあげるのは良いですが、
ちょっと頑張れば出来ることを変わりにやってあげると
本人の試行錯誤、楽しみを奪ってしまうことになってしまいます。
ちょっとした上手くいかないことを、どううまく解決していくか
そうやって一つ一つクリアしていくことで、着実に進んでいけるの
ですよね。

舗装道路だけを歩いて行けるようにと、誘導や整備をし過ぎたり
転びそうだからと杖を用意しておくと
杖が必要なんだ!ということも分からないし、
杖がない時には、ちょっとしたことでつまづき、
一歩も進めなくなってしまいます。
時に砂利道を歩かなければならない時だってあります。

現に、沢山の生徒を見てきた教育者の方からお聞きしたのですが、
進路について、父親があまりにもこと細かに干渉すると
上手くいかない場合が多いそうです。
この学部が就職には有利だと、その子の特性を無視して勧め、
合っていないために就職に苦戦してしまったり
就職はしたけれど、合わずに辞めてしまう・・・
そんな話を聞きます。

こまごまと口を出すのではなく、いざという時
大きなポイントの時にアドバイスをする。
ちょっと頑張っている姿を見守るということが、
人や子供を育てる際に大切なのですよね。

私もそうですが、分かっているけれどなかなか出来ない
そんな方は、立松さんが仰る

『失敗する権利を奪わない』という言葉で
その大切さを納得出来るのではないでしょうか。

失敗というのは貴重な体験なのです。

失敗したら次にどう考える?どうチャレンジするか、
「もたもたしないで!」と言わずに挑戦させてあげる。

苦しんだり悩んでいる姿を見るのは心が痛むけれど、
その場を収める、今の状況の結果を整えるというのは
親の自己満足に過ぎず、解決ではありませんから
我慢して本人の学びを見守ることが大切なのですね。

試行錯誤し、徐々に乗り越える姿を見守り
『大丈夫だよ』という気持ちを込めた笑顔で
接してあげる。そうすれば大丈夫になっていきます。

年齢を重ねたり、成長して行くほどその課題は、
大きくなっていきますが、
育てるというのは、成長を手伝うこと。
今その場の体裁を整えるだけの不必要な手出しはしない。

何度やっても気が付け無い場合は、そのヒントを教えてあげて
自分でやってみさせる。代わりにやって機会を取り上げない。

このままだと出来ないのではないのかと手を出すことは、
子供や教える相手を信じていないといえます。
可能性を信じて、温かい眼差しを送ってあげる。

お前は何度やっても出来ないという目で見られているのと
もうちょっと頑張れば出来るよと見守られているのとでは
雲泥の差があります。

失敗する権利を奪うことなく、温かい眼差しで、信じて
粘り強く見守る。

まだまだ教え手として成長途中なのだと
つくづく自分の未熟さを感じつつ
温かく見守っていけるよう
私の自分育ても続いていきます。

今日も素敵な一日でありますように。

執筆 Nicho


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