心の傷の正体とは?

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心の傷はなぜつくられるのか。
心の傷はどのようにつくられるのか。
心の傷とは、そもそも何なのか。

これらを理解することで、
心の傷を必要以上に恐れたり警戒したりしなくてすみ、
うまくいけば心の傷を癒すこともできるでしょう。

心の傷はなぜつくられるのか。
心の傷は、弱肉強食の時代に弱い動物がなんとか生き延びるためにつくられました。
海を泳ぐイワシはサメから逃れるために、サメの特徴やサメがいそうな場所の特徴を記憶し
反射的にその場所から離れて逃げようとします。過去のデータに基づいて反応します。
サバンナで草を食べたり昼寝しているシマウマはライオンやヒョウから逃れるために、
ライオンやヒョウが腹をすかせているという微妙なサインを記憶しており、
かすかなライオンやヒョウのしぐさや動きに対して
反射的に警戒心を高めて逃げようとします。
過去のデータに基づいて反応しています。
人間の場合、過去において、いじめにあったり、裏切りにあったりすると、
その状況と似たような場面に遭遇すると反射的に恐れや警戒心が浮上してきます。
ここまでは、動物と同じ原理が働いているだけですが、
人間の場合、イメージをふくらませるという能力があるため、
感情の痛みや恐れや警戒心や必要以上の疑いが増幅してしまう場合があります。

例えば、女性が過去に、好きだった男性を横取りされたという経験があるとすると、
現在において、近くに美女がいたりすると必要以上に警戒したり
恐れたり怒りが表面化したりします。
過去のデータに基づいて目の前にいる人の判別をして
反射的に不自然な言動をとったりします。

心の傷がなぜできるのか。
心の傷がどのようにできるのか。
は少し理解できますでしょうか。

心の傷は、何でできているのか。
心の傷は、肉体の痛み、感情の痛み、その時に五感が感じていた感覚で出来ています。
それに加えて、そのときに聞こえていた言葉がデータとして一緒に記憶されています。
また、そのときに自分でこしらえた思い込みもデータとして記憶されます。

つまり、心の傷は感じていた様々な五感のデータ、言葉、思い込み、
そして肉体の痛みや感情の痛みでできています。

肉体の痛みや感情の痛みは過去のデータです。
現時点では、実際には痛みは起きていなくても、
過去の似たような状況に遭遇した場合、
過去に記憶したデータが表面化して痛くなったり苦しくなたりします。

なんだか、原因は不明なんだけど体調が悪くなったり、
気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、イライラ感が止まらなくなったりするのは、
過去に記憶した様々なデータを無意識的に引っ張り出してきていることで起きます。

心の傷の正体は、
過去の肉体的な痛みや感情の痛みの記憶、言葉の記憶、五感の記憶、思い込み、
ふくらませたイメージなどの情報です。

では、心の傷はどのように癒せばいいのでしょうか。
元気な状態の時に、安全で静かな誰にも邪魔されない環境の中で、
過去の似たような状況を再現するように丁寧に紙に書き出しながら、
再体験することです。

元気な状態の時に、再体験することで、
肉体的な痛みや感情的な痛み、あるいは手放したい思考の癖、
親や学校の先生や友達やテレビなどのマスコミから拾った偽りのデータを
吹き飛ばすことが可能です。

元気な状態のときに観察したり再体験すると、
過去の不要なデータは吹き飛びます。

なぜ吹き飛ぶのか。
それは、過去のデータは幻想だからです。
実在していないものは調べようと観察すると,
愛と光のエネルギーによって溶けていき消えます。

元気なときというのは、愛と光のエネルギーが
充電されている状態のときのことです。

安全で誰にも邪魔されない静かな環境であれば、
実際の危険と幻想の危険を混同することなく、
勇気をもって再体験することが可能です。
以上が、心の傷の正体の解説および癒し方です。

元気でない状態の場合は、完全に信頼できる温かい友人か、
波動が高く誘導の上手いプロのカウンセラーに依頼するのが
ベターです。この方が楽です。

もしくは、朝の一斉遠隔ヒーリング(無料)をご利用ください。

執筆 立松幹緒


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