勉強する価値

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勉強をする価値について子ども達の
心を動かされるような話をできる
大人がどれだけいるだろうか。

「将来、良い会社に入るために今、勉強しなさい」
または
「将来、お父さんみたいに苦労しないように
今、勉強しておくんだよ」

などという言葉を良く耳にする。

残念ながら、このような言葉では彼らの
やる気は起きない。
それは一種の脅迫のようなものだからだ。

ワクワクするような話を伝えることも
良いかもしれないが現実的な話を
伝える事が一番、理解してもらえる
ことだと思う。

私は塾で月一回、ワークショップ形式
の授業を行っている。
その中で私は「勉強の価値」について
次のような話をしたことがある。

「みんな、①~③の3つの確率がそれぞれ
どのくらいか分かる?」

①宝クジ1億円が当たる確率
②航空機事故に遭う確率
③交通事故に遭う確率

生徒たちからはいろんな答えが出たが
①が一番低い確率であることは
おのずとわかっていた。

ちなみに答えは次の通り。
①宝クジ1億円が当たる確率=1/1000万
②航空機事故に遭う確率=1/20万
③交通事故に遭う確率=1/1万

宝クジに至っては東京都でも
1人しか当たる人がいない。

そして、私はまた次のような質問を
投げかけた。

「しかし、宝くじでは1/1000万の
確率でしか手に入らない1億円を
手に入れる方法があって、
その確率が1/3~1/5になる方法が
あるけどわかる?」

すると、生徒達は
「えっ?、そんなことがあるのですか?」
と目を丸くした。

そして、生徒達からは
株、会社を始める、貯金、会社員として
定年まで働く。
など、次々と答が出てきた。

私が
「答えは大学を卒業することです。」
と答えると生徒達は「えっ、そんなこと」
という反応を示した。

私は次のように話を続けた。

「大学を卒業した人と
大学を卒業していない人では
会社員として働いた場合、
生涯年収に1億円の差が出ることが
統計でわかってるんだよ。

私は大学に行くことが全てとは
言わない。 もし、やりたいことがあり、
それが天職だと思うものがあれば、
大学を卒業する必要はない。
その場合、自ら起業して早くその道に
進むことを薦める。

しかし、何もやりたいことが
決まっていないのならば、
それまでは大学に行くことを目標に
するいい。
そこには経済的価値があるからだ。

それ以外に、私がもっとも感じる
大学に行くことのメリットがある
それは次のようなものだ。

それは人との出会い。
高校までとはレベルの違う人と
出会える可能性がある。

同じゼミで隣に座った年配の方が
実は大企業の創業者で、
やっと後継に会社を 譲り、
夢であった勉強を始めたんだよ。
なんてことがあったりする。

現にコメディアンとして大成功した
萩本欽一氏や元宮崎県知事の東国原氏も
成功した後に、自ら学びたいと思い
大学の入試にチャレンジしている。

大学は何もやりたい事が決まらずに
学んでいる人もいれば、勉強の価値を
十分に知って学んでいる人もいる。

「勉強の価値」を知っている人との
出会いが人生を変え、1億円どころか
その何倍もの価値を生み出すことに
なったりする。」

私はお金をエサに勉強をさせる
つもりはない。
しかし、そこには事実として
経済的な価値が存在している。
だから、お金の話を避けず、
伝えることが大切だ。
私達は大人は、ついつい子供達に
お金の話を避ける傾向にある。

しかし実際、「勉強の価値」として
お金を例にして話す事で
彼らにストレートに伝わることを
私は知っている。

執筆 小川俊次


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