すべてはベストなタイミングだということに
気づくまで星の数ほどの発見を重ね
その完璧さを知ることになります。
その発見は、あたりまえだとあたりまえに感じている毎日にこそ
散りばめられている。
毎日毎日の軌跡から奇跡は起きる。
突然どこからかはるばるやって来るものではない。
毎日の軌跡こそが奇跡そのものと言えるのではないか。
わたしたちがこうして生きていること自体が
奇跡なのだから。あたりまえなことなど何もないなのだ。
明日は必ずやってくるわけではないいし
たった30分後でさえ何が起きうるのかわたしたちには
到底知る術がない。(予知能力が開かれている方は別として)
あたりまえなことなど何もない、という真理を
しっかりと顕在意識に落とし込めば毎日はキラキラと宝石のように輝き
何をするのも楽しくて仕方がなくて発見の連続、感動の嵐だろう。
毎日何を見て何を感じ何を行動するかその繰り返しがその人の軌跡、人生を創る。
美しい人生を生きたいのであれば、美しいものを見て美しさを感じ、
美しく行動する。とてもシンプルなこと。
日々美しさにアンテナを向ける。おもいを、情熱を、愛を注ぎ込む。
そしてつぼみを見つける、これから花開く美しさのつぼみ。
アンテナはワクワクの感度を察知するアンテナ。
理由もないのになぜか無性にココロ惹かれるワクワクな何か。
この「ワクワク」という言葉はもうかなり使い古されているにもかかわらず
色褪せない不思議な言葉。
わたしが初めて「ワクワク」にワクワクしたのは
1987年に初版が発行されたBASHARを読んだ時。
今もバイブルのひとつ。また読み返そう、何回目だろう、読むたびに発見がある。
発見とはココロの覆いを外した時に初めて気づくことをいう。
発見したものは前からそこにあったのだ。
*発見(DISCOVER) DIS 外す + COVER 覆い
友人からピカソのポスター「ブーケ」を贈られたことがありました。
とてもとても気にいってリビングのどこからでも見えるところに飾り
毎日眺めていました。3年くらい過ぎた頃でしょうか、、、
ある朝突然気づいたのです。
その絵はブーケをひとりで抱えているのではなく
人から人にブーケを渡している絵だったのです。
よく見ると右手と右手でした。
どうしてひとりで抱えている、と見ていたのか、、、
何かのおもいをひとりで抱え込んでいたのでしょうか。
どんな覆いがココロにかぶさっていたのでしょうか。
一度気づいてしまうともう気づく前のようには二度と見えません。
ブーケを渡している方がよりすきになりました。
そのふたりは友だちなのか、恋人なのか、家族なのか、
どんなおもいで渡したのか、受け取ったのか、、、、楽しい想像が拡がります。
目の前にある慣れ親しんだものさえまるで違ったものになる発見。
つぼみが花開く瞬間です。ワクワクしませんか??
星の数ほどの発見を重ねわたしたちは今、ここに繋がっています。
根っ子でひとつに繋がっているという永遠の安心感の中で
ココロの覆いを外して外して外して
今、生まれたての赤ゃんのように
純粋に生きていきたいものですね。
写真&執筆 村上志乃